DXプラズマプロセス委員会:JSPS日本学術振興会

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(独)日本学術振興会 R052 DXプラズマプロセス委員会 第2回研究会
『データ同化によるプラズマ解析の高精度化への道』

日 時: 2023年8月8日(木)
会 場:

東京 ベルサール八重洲 Room E(https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_yaesu/

趣 旨:

<基礎講座>

様々な分野において「データ同化」が注目されている。データ同化は実測データと数値解析の結果を組み合わせる手法である。データ同化では実測データと数値解析の結果を統合し,カルマンフィルタや変分法などの手法を使用して、数値モデルと実測データの間の不一致を最小化させ,その内部現象を補完しつつ解明しようとするものである。本講座は,その基礎となる逐次ベイズの考え方・アルゴリズムについての基礎講座である。

<研究会>

プラズマ分野におけるDXとして,「プラズマ数値解析」はこれまで以上に重要なツールとなりうる。これまでにも高温プラズマ・低温プラズマ分野ともにプラズマ数値解析は大きな発展を遂げている。そのなかでは,衝突断面積データなどの微視的データを基礎として反応速度係数,拡散係数,熱伝導率等の輸送特性の計算,さらにはそれらを用いたプラズマ流体方程式を数値解析することによって,流れ場・電子密度分布・温度分布・ラジカル密度分布を計算する。本研究会では現在の高温プラズマ分野・低温プラズマ分野においてプラズマ数値解析の例をいくつか紹介するとともに,データ同化を含むデータサイエンスからの高精度化への可能性について意見交換する。

プログラム

13:00~13:15 総会
13:15~13:20 委員長挨拶・趣旨説明
日本学術振興会R052 DXプラズマプロセス委員会 委員長 金子 俊郎 氏
<基礎講座>
13:20~14:20  (招待講座)基礎講座
「データ同化の基盤となる逐次ベイズの考え方・アルゴリズムおよびデータ同化適用例」
九州工業大学 准教授 徳永 旭将  氏
14:20~14:30 休憩
<研究会>
14:30~15:30 (招待講演)
「(仮)熱プラズマ熱流動場解析の発展と現状・問題点と,測定との比較,高精度化への道」 
金沢大学 田中康規   氏
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 (招待講演)
「低温プラズマの数値流体解析の発展と現状,問題点」(アテナシス 池田圭 様)
16:40-17:00 企業紹介

研究会資料(会員のみ)